ゆる投資家(ゆるくない)のブログ

"Flower for you" アベノミクス後のゆるくないセカイで投資家を兼業。東証の妖精ってことでオナシャス。

任天堂・岩田社長「僕らは生きるのに必要のないものを売っている」

今日はほんとうにびっくりいた。少し泣いた。任天堂の岩田社長が亡くなったという。もうほとんど覚えていないが、2005年か2006年ごろに岩田社長の講演会でこのタイトルのセリフを聞いた。ずっとむかしのことだから、この言葉は一言一句は正確でないかもしれないが、内容は感心してずっと覚えている。

 

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岩田社長はいろいろと言われているけど、この記事を読めば、この人の優秀さはわかると思う。プログラマーとして、ゲーマーとして、経営者として、最強のゲーマー経営者だと思う。

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講演会の話。

2005年あたりはたしかニンテンドーDSが流行っていたころ。ニンテンドーDSはなぜ生まれたのかを嬉しそうに壇上で自信に満ち溢れた表情で喋っていた。まずは「ゲームは生きるのに必要のないものである」。確かにゲームなんかなくたっていいい人は多いだろう。次に「子どものころは夢中でやっていたのに、大人になるとゲームをやめてしまう」と。すみませんすみませんまだ卒業できてません。「このままだとゲーム業界はジリ貧。老若男女を呼び戻しそもそものゲーム人口を増やすには?との自問自答」「そこからニンテンドーDS脳トレなどを作っていった」。もうほとんど忘れてしまったのだけど、このストーリーや光景だけはずっと覚えている。

ここまで書いていて言うのも憚れるが、残念ながらわたしはプレステ派だ。任天堂はとても嫌いだった。スーパーファミコンの新作ソフト10000円ぐらいをねだって親に渋々買ってもらったが、プレステが出た時に乗り換えた。ロマサガ3のようにスーファミでも面白いソフトがあったが、プレステは何と言っても5000円6000円でソフトが買えるからスーファミよりもたくさんゲームを遊べるのだ。プレステという競合ができた時から「任天堂という会社はとても傲慢だ」と思ったし、ニンテンドー64やバーチャルボーイの失敗はざまーみろと思っていた。

だからニンテンドーDSの成功もまた天狗になるのかなと思ったけど、少なくとも岩田社長は真摯に課題難題に向き合っていこうとしていて、任天堂はたぶん嫌いだけど、少なくとも岩田社長は支持しようと思った。

今はスマホにビジネスを食われて、ゲーム産業は大変だと思う。でも任天堂は宮本専務をはじめ、ゲームづくりにプライドがあるからスマートフォンみたいにすぐに飽きられるようなゲームは任天堂では作「ら」ないし、焼畑農業のようなアップル・Googleのプラットフォームで任天堂が勝負する意味なんか本当にないと思う。

なんか取り留めもないけど、岩田社長ありがとう。 

 


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